Dr.John,サイケデリック,60年代,ロック,名盤" /> Dr.John([サイケ]ファンク)の回。" />
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私の職場では、基本的に音楽垂れ流し。流れているのは、いわゆるラウンジ系やボサノバ系の洒落たものばかり。それはそれで別にいいんですけどね、全く問題ないわけですが、安らぎの週末、待望の休日にカフェなんぞでお茶をすするなんてことが、マイナー嗜好の私でもあるわけでして、そんなときに流れているのは決まって、いわゆるラウンジ系、ボサノバ系。洒落たものばかり。それはそれでまだいいのですが、偶に出くわすのです。職場で流れているのと全く同じ曲に。途端に周囲の空気はガラリ。職場における、疲弊感と少しの緊張感を含んだ空気が、私の脳内分泌により再現される。職場における緊張感を嫌悪しているわけではないのですが、待望の休日、安息を求めた昼下がりのカフェでそんな空気は、全くもって求めていない。勘弁してほしい。許してほしい。怒りの矛先は、自然と、そんな一律して同じような音楽ばかり流す、いまどきのカフェなんぞに向いてしまうのですよ。均質的文化反対!
前置きが長くなりましたが、私の求める喫茶店で流れる理想の曲は、Dr.John。
ニューオーリンズ・ファンクの第一人者。
ファンク好きの人に聞くと、あまり有名ではないようですが(ニューオーリンズ・ファンク自体が一寸変わっているそうです。)、正直、どこら辺がファンクなのかはさっぱりわからんのですが、このおっさんのしわがれ声と、土着な感じのリズム、メロディの魅力には抗い難い。
傑作と名高いGumbo(1972)も、もちろん素晴らしいが、おすすめしたいのは、Gris-Gris(1968)。メロディの向こうに見え隠れする薄暗さ、土臭さがたまらない。脳が弛緩。
予定のない休日にDr.Johnの流れる喫茶店でダラリとするのが、昔からのちょっとした夢。