溶け出したガラス箱,サイケデリック,60年代,ロック,名盤" /> 溶け出したガラス箱([日本サイケ]フォーク)の回。" />
サイケデリック帳 HOME > [日本サイケ]フォーク > 溶け出したガラス箱
ピーター・アイヴァースと同じく、ねずみ男が歌うイメージを想起させてくれます。
吐痙唾舐汰伽藍沙箱
溶け出したガラス箱(1970)
ピーター・アイヴァース程ストレンジな声ではありませんが、アシッドな曲に、独特な歌詞、それに穏やかなヴォーカルが重なることにより垣間見える異世界。
一曲めから突き落とされます。
作詞・作曲を五つの赤い風船の西岡たかし、アレンジを元ジャックスの木田高介、歌を斉藤哲夫が担当した一時的なプロジェクト・バンド。 演奏に細野晴臣が参加していたり、かなり豪華なメンツですね。70年代にポっと出て消えた謎の前衛ユニットだと思ってました。ずっと。
当時、URCレコードに所属していた西岡たかしが、内輪の会話で「出すレコードないから何か出来ないか」と頼まれて、好き勝手にやって良いことを条件に制作した実験作だそうです。ほのぼのしたエピソードですが、そんな緩い環境が、この絶妙なアシッド感を生み出しているのでしょう。
特に歌詞については、実に自由で、素晴らしくヘンテコ。耳にこびりついちゃいます。
実はボーカルが斉藤哲夫と知ったのは、つい今し方。
偶々なんですが、最近、斉藤哲夫の「バイバイグッドバイサラバイ」を聴いたばかりで、そのヴォーカル・スタイルの違いにびっくり。全然気づかなかった。
「バイバイグッドバイサラバイ」は、あの時代特有のメッセージ色の強いフォーク・ロック。ストレートなジャケに身構えてしまいますが、内容はブルージーでカッコイイっす。隠れた名盤かと。