クラシカル・エレガンス/ハプニングス・フォー,サイケデリック,60年代,ロック,名盤" /> クラシカル・エレガンス/ハプニングス・フォー([日本サイケ]グループ・サウンズ)の回。" /> <script language="JavaScript" type="text/javascript" src="http://axad.shinobi.jp/s/896c8ddfdea26623984ea818297a3c74/"></script>クラシカル・エレガンス/ハプニングス・フォー | サイケデリック うちんこ放浪記

クラシカル・エレガンス/ハプニングス・フォー | サイケデリック記録帳 サイケデリック うちんこ放浪記

サイケデリック帳 HOME > [日本サイケ]グループ・サウンズ > クラシカル・エレガンス/ハプニングス・フォー

クラシカル・エレガンス/ハプニングス・フォー



クラシカル・エレガンス
バロック&ロール

クラシカル・エレガンス/ハプニングス・フォー

クラシカル・エレガンス/ハプニングス・フォーをAmazon.co.jpで買う

PR

ハプニングス・フォーの2ndが素晴らしい。

ザ・ハプニングス・フォー
クラシカル・エレガンス バロック&ロール (1969)

1969年は、グループ・サウンズの衰退、ニューロックが台頭しはじめる混迷の時代だと思うが、このアルバムはGSでは無く、ニューロックとも捉え難い、異色で珠玉。
タイトル通り、クラシカルとロックを交差させるコンセプトアルバム。各曲において、流行曲と古典をスライドさせる。

基本はカバー曲集。半分は、ビートルズやママス&パパスのポピュラーソング。残り半分は、クラッシク、童謡、シャンソンといった他ジャンルから選曲されているが、単なる古典ではなく、いずれも、60年代半ばに、海外のアーティストによってポップスとしてカバーされたものばかり(カバー曲のカバーということ)。
つまりは、エレガンスと銘打ちながらも、中身は全て大衆曲なわけで、ハプニングス・フォー(クニ河内)のエンターテイメント性と、パーソナルな嗜好が表れていて面白いが、それよりも凄まじいのは、ホントにエレガンスに仕上げている、その手腕。完成度の高さは果てしなく。

曲目と元ネタを眺めるだけでも楽しいので、以下に並べてみました。
(”原曲について”クリックで、元ネタを表示します。調べていて面白かった。)

  1. 誓いのフーガ ~ エリナー・リグビー >>原曲について

    ”誓いのフーガ”は、ティンカーベルス・フェアリーダスト(何者だろう?)による1968年の曲。原曲はクラッシク(バッハ)だが、静謐というよりも物悲しい。

    ”エリナー・リグビー”は、言わずもがな、ビートルズ”リボルバー”収録の1966年ヒット曲。この2曲を繋げるアレンジが、最高。

  2. スカボロ・フェアー ~ ラバース・コンチェルト >>原曲について

    ”スカボロ・フェアー ”は、サイモン&ガーファンクルのシングル(1968年)が有名だが、原曲はクラシカルな英国バラッドらしい。

    ”ラバース・コンチェルト”は、”誓いのフーガ”と同じくバッハをアレンジしたポップソング。黒人女性三人組のトーイズにより1965年リリース。日本では、金井克子が1966年の紅白で熱唱してたりする。

  3. ラスト・ワルツ ~ ヘイ・ジュード >>原曲について

    ”ラスト・ワルツ”はシャンソンの名曲(ピーターも歌っていたりする)。1967年にエンゲルベルト・フンパーディンクという渋いおっさんが歌ってヒットさせています。渋すぎる・・

    これにビートルズの男泣きな”ヘイ・ジュード”を繋げる心憎さだが、それを爽やかに仕上げる手際に感服。

  4. 悲しき天使 ~ 恋は水色 >>原曲について

    ”悲しき天使”は、もともとはロシア民謡らしいが、メリー・ホプキンがポール・マッカートニーのプロデュースの元、1968年に発表、これも大ヒット。

    その後、多国籍アイドル、ヴイッキーが仏語カバー(同じく1968年)しているが、こちらも良くって。
    で、”恋は水色”は、逆にヴィッキーがオリジナル。1967年の出世曲だが、こちらは後にポール・モーリアによるインスト曲がアメリカで大ヒット(1976年)。

    ヴィッキーは67年から70年代初頭にかけて4度も来日の人気アイドル。クラシカル・エレガンス発表のころは認知度も高かったことでしょう。
    それにしても、ヴィッキーはイイっすね。

  5. ドナ・ドナ ~ 夢のカリフォルニア >>原曲について

    ドナドナは、説明不要の国民的哀歌。元はユダヤの曲らしいが、1961年に米国で、ジョーン・バエズが歌いヒット。

    日本では、1965年にザ・ピーナッツが”ドンナ・ドンナ”(!)として発売するも、歌詞が少し異なる。より悲しい感じ。
    翌年、岸洋子が安井かずみの訳で発表し、みんなの歌に採用され、日本人の心に根付きました。

    ”夢のカリフォルニア”は、1966年の大ヒット、ママス&パパスの代表曲。泣きの切なさ。

    ドナドナの哀しみを、夢のカリフォルニアの切なさに繋げる芸達者!

  6. 春が来た!
  7. あの夢からさめて

最後の2曲はオリジナルだが、前に並ぶ佳曲群に負けていません。
このアルバムでは、クニ河内の編曲能力だけでなく、彼自身の曲と歌詞の素晴らしさも堪能できる。

透明度高く、アート色の強いこの作品は、前作に位置する”ハプニングポップス”と合わせて楽しみたいが、このアルバムに続く3rd”アウトサイダーの世界”では、ガラリと作風を変えているのだから、その多芸ぶりには呆れるばかりだが、その魅力にドップリと浸ってしまう。
 

なお、アルバム名「クラシカル・エレガンス」は、あの”JUN”の60年代のキャッチコピー。ラブリーなジャケットもJUNのポスターだったりと、コラボレート作品。
60年代のJUNといえば、そのポスターには宇野亜喜良も関わっていて、当時の宇野亜喜良と共に東京イラストレーターズ・クラブを立ち上げた横尾忠則はハプニングス・フォーのデビュー・シングルのジャケットを手がけている。また、横尾忠則と宇野亜喜良は共に天井桟敷のポスターを手がけているわけだが、クニ河内は、その天井桟敷の音楽(”書を捨てよ、町へ出よう”等)に関わっていたりと、この時代は、色々と繋がっていますね。

あなたが欲しい
★★★
コメントを編集する
HN:
mail:
url:
color:
subject:
comment:
pass:
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:

サイケデリックSHOP うちんこ放浪店ココで紹介の商品が購入可能

ブログ内検索
最新コメント
[12/04 BesterPreisvergleich]
[11/27 GratisTeens]
[10/24 うちんこ]
↓ランキング参加中
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
プロフィール
うちんこ

1970年代後半生まれの、うちんこです。60年代、70年代の、洋の東西関係なくサイケデリックな音楽、映画を好むマイノリティです。

うちんこのサイト:千馬堂

[広告: ブログ  * [PR]二重 医師求人]