The Parable of Arable Land,サイケデリック,60年代,ロック,名盤" /> The Parable of Arable Land([サイケ]テキサス・サイケ)の回。" />
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部屋の片付中、押入れからMDやらカセットテープが出現。好きなアルバムを録音したものを発見するが、もはや聴く術は無く、寂しさ溢れる。CDを買いに行きました。
The Red Krayola
The Parable of Arable Land (1967)
レッド・クレイオラことメイヨ・トンプソンは、よく"テキサスサイケの雄"と紹介されているが、彼の音はテキサス・サイケではない。
1960年代末のサイケデリック満開期にその音楽活動を開始したことと、真正テキサス・サイケの13th Floor Elevatorsとレーベル・メイト(INTERNATIONAL ARTISTS)でありロッキー・エリクソンと交流があったことが、”テキサス・サイケ”に括られる大きな要因。
そのジャンル不分明な音を捉えるには、この2つの要素でもってカテゴライズするしかなかったのだろう。
実際に奏でられるメイヨ・トンプソンの音には、地域性、時代性なんて皆無だ。
テキサス・サイケの特徴は、大きく2つあると思う。(あくまで個人的見解です)
・テキサス魂=カントリー色
アメリカ南部の地域性なのだろうか、ブルース、もしくはカントリーテイストが根底にしっかりとある。ZZトップへと昇華したMoving Sidewalksが顕著。メリケン親父は、ハードなブルースが大好きなのだ。
・ガレージ・テイスト+サイケ・メロディ
共通しているのが、甲高く震える声に、ガレージなサウンド。そのほかの同時代のガレージ・サイケに比べて、疾走感よりも、独特な浮遊感が強い。特異な緊張感がテキサスの狂気。(これは、当時のローカル・スーパースター、ロッキーエリクソンの影響が強いのかも。)
レッド・クレイオラを振り返ってみよう。
メイヨ・トンプソンのソロ作においては彼のナショナリティが見られるが、バンドにおいては、その破壊性が魅力。その後の世界各地での活動にも、土地に固執しないスタンスが見て取れる。
では、その音はサイケデリックなのだろうか? 広義で解釈するなら、クラクラする眩暈は勿論サイケ(私、大好きです)だが、60年代固有のサイケデリアかどうかとなると、多分違うでしょう。 ジャケを見ても判る。ロッキー・エリクソンが、13th Floor Elevatorsの1stにおいて時代を反映したサイケジャケを採用したのは流石。対して、レッド・クレイオラのジャケットは、グニョグニョの抽象画。音を如実に表してはいるが、前衛的というか、訳がわからない。。サイケじゃないよ。このジャケは・・
ということで、レッドクレイオラもといメイヨ・トンプソンはテキサス・サイケの雄ではないと思います。