Manuel Göttsching / E2-E4,サイケデリック,60年代,ロック,名盤" /> Manuel Göttsching / E2-E4([サイケ]電子音/テクノ)の回。" />
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CANにFAUSTばかり聴いていた頃にオススメされた一枚。当時は余り聴く気にならず、今になって楽しむ、一年余りの猶予期間。推奨されても自ら意識が向かない限り味わおうとしないのは悪い性癖、だと思う。
Manuel Göttsching
E2-E4 (1984)
とは言っても、プレイヤーにセットしたアルバム、表示される内容は、再生時間約1時間の全1曲。発する音はミニマルなテクノ音。怯んでも仕方がない?
静かに、性急に、繰返し、刻まれるメロディ、変化は乏しく、穏やかだが、確かに浮遊する、眩暈感。
我が家から職場まで、ドアtoドア、一時間弱。終業時、タイムカード打刻、同時にプレイヤーをセット、帰宅と同じタイミングで終えるリズム。じっとりと汗ばむ己に気づくが、それは残暑のせい、だけではない、筈。
テクノの原点、傑作らしい。
マニュエル・ゲッチングは、あのアシュ・ラ・テンペルのリーダーで、
思い返せば、高校の頃、90年代のグランジ・オルタナばかり聴いていた私は、レコ屋の1コーナー、ジャーマン・ロックの棚に並ぶCANやアシュラの、変テコで奇怪なジャケと、聴かずとも想像がつく敷居の高そうな音に、確実なマニア・アングラ臭を嗅ぎ取り、踏み入れてはならない領域と、思い見つめていたのだが、気づいたら30にして彼岸を渡っていました。逆に最近の高校生、十代の少年少女がNIRVANAやBeckを手に取るレコ屋の風景、それこそが、今は向こう岸。霧がかって夢幻。