アシッド・フォークとは,サイケデリック,60年代,ロック,名盤" /> アシッド・フォークとは([映画・美術・本]ガイドブック)の回。" />
サイケデリック帳 HOME > [映画・美術・本]ガイドブック > アシッド・フォークとは
好きなアルバムを数枚ピックアップするとしたら、その中には、シドバレットの"The Madcap Laughs"、泣きのサイモン・フィン"Pass the Distance"、孤高の"溶け出したガラス箱"が含まれる。そう、私はアシッド・フォークが好きなのだ。
アシッドフォークとはなんぞや。私が思い浮かぶ定義は2点。
1.主に60年代後期~70年代のドラッグカルチャー(アシッド=LSDのこと)を背景に発表された作品
2.まっとうなフォークから外れた、ちょっと毛色の変わった作品(以下の特徴を持つ)
・12弦ギターのほか、シタール等の民族楽器の利用(時に電子音も)
・過剰なエコー、リヴァーブ
・過剰なSE、挿入音、つぶやき
・過剰な奇声、ヘンな歌い方
・自由な演奏、即興性
と並べてみると、サイケデリック・ロックの定義をフォークというジャンルに嵌めただけの話(当たり前か)。
最近読んだ黒沢進の解説集には、メインストリームから外れたアンダーグラウンドな作品を総じてアシッド・フォークと解釈するといったことが書かれており、いずれにしても広範囲なストライクゾーン。
こういう定義が曖昧なジャンルを把握するには、兎に角そこにカテゴライズされる作品郡を網羅的に眺めてみるといい。より具体的なイメージが、何となくだけど掴めます。
ディスク・ガイド・シリーズ
アシッド・フォーク
そんなアシッド・フォークのガイドブック
正直なところ、監修者の文章が難解(自己陶酔的)でついていけない。序文で投げ出して余り読んでいないが、ずらりと並ぶジャケットを見つめるだけでもそれなりには楽しいものです。(代金に見合うかどうかは別として・・)
有名作、基本どころは抑えてあるようなので、、これからの探索者は参考にするといいでしょう。有名すぎる名盤がメイン(T-REXがアシッド・フォークって・・)だったり、選者の好みを強く感じる一面もありまが。。
でも、まあ、解釈が人それぞれで、主観的なピックアップとなってもいいのでしょう。”サイケ”、”アシッド”と分類される音楽は、詰まる所、聴き手がトリップできると感じることが重要なのでしょうから。
私に言わせればジョナサン・リッチマンだって、充分アシッド・フォークなのです。