サイケデリック帳 HOME > [サイケ]フォーク > ディノ・ヴァレンテ
ディノ・ヴァレンテのことを知ったのは、サニーデイ・サービスの1998年ツアー・パンフに曽我部恵一オススメの1枚として小さく紹介されていたからで、短い感想文ながらも”アシッド・フォークの原点”と記され充分に興味は引かれたが、丁度その頃、クイックシルヴァーメッセンジャーサービスのおっさん臭さにノックアウトされていたため、手は伸びずに早10年。最近、レコ屋のポイントサービスに釣られてついでに購入。
Dino Valente
Dino Valente (1967)
Quicksilver Messenger Serviceの初期メンバーだが、ドラッグ問題で脱退。その後のソロ作品は曽我部の言葉にもあるようにサイケデリック・フォークの名盤として余りにも有名。(何だかピンクフロイドとシド・バレットを想起させますね)
哀愁漂う眼差しのモノトーン・ジャケット。中身は期待を裏切らず、幽玄なギターの響き、メランコリックな歌声。
(この耽美さには、やはり、少しおっさん好みを感じなくもないですが、クイック・シルバー程露骨ではなく)
なるほど、名盤と称されるのにも納得。ですが、個人としては余り聴かないかな。メロウさに腰砕け。
ニール・ヤングやバーズを聴いていた10年前であったなら嵌ったかも。
クラウト・ロックの実験性や、乾いたテキサス・サイケを好むようになったのはここ10年のことで、余り変わらないと思っていた己の好みもそれなりに様変わりしていたことに気づく今日このごろ。