Hunger,サイケデリック,60年代,ロック,名盤" /> Hunger([サイケ]ガレージ)の回。" />
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Hungerといえば、デヴィッド・ボウイ主演の吸血鬼ホラーを想起させる。高校入学したての頃に観たその映画は、あっさり簡潔ながらもパンキッシュでゴシック、雰囲気十分、当然のようにB級テイストだが、それなりに面白かった記憶。(今、詳細を調べると監督はトニー・スコットで、主演がなんとカトリーヌ・ドヌーブ!豪華キャストなのに知名度の低さが悲しい。)
十代半ばの英語苦手で愚鈍な私は、”ハンガー”というカタカナ表記のタイトルの、観終わるまで意味を汲み取れない。変なタイトルと思い眺めて、鑑賞後に意味に気づき、己の英語力は棚上げ、”もっとマシな邦題つけろ、馬鹿。ハンガーといったら武田鉄也だろ・・”と呟く。
そんなことを思い出したのは、同名タイトルのサイケ名盤再発盤を購入したからでして・・
Hunger
Strictly From Hunger (1969)
いやあ、ジャケが酷い。未発表音源盤でのジャケらしいが、蠢く人肉ハンバーガーにデカデカと”HUNGER”の文字・・
偶に見かける再発モノでのジャケ変換、欧米人の頭はオカシイんじゃねえの、って呆れる悪趣味ジャケットの典型。似た記憶として思い出されたのが、上のデヴィッド・ボウイの吸血映画、何も考えていないそのまんまなカタカナタイトルなのでした。
それはさておき、中身は良い。アメリカンなヴォーカルと演奏がヘヴィなロックに繋がりそうな思わせぶりだが、程よい冗長さ。オルガン音も魅力の一つ。
ただ、そこはかとなく”いなたい”印象を受けてしまうのは何故だろう。この再発CDは、LPから音を採取したらしく紛れ込むレコード再生のプチプチ音、明らかなノイズ、それらのせいもあるのだろうが、この手のマイノリティな名盤を聴いていると、共通して受ける心象。私にとって、ガレージサイケとは、そういう印象を受ける音のことを指したりします。
これはガレージサイケだと思う。