僕は天使ぢゃないよ,サイケデリック,60年代,ロック,名盤" /> 僕は天使ぢゃないよ([映画・美術・本]邦画)の回。" />
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渋谷の映画館で開催中の緑魔子特集にて、昔から機会があれば観よう観ようと思っていた映画を鑑賞。 知名度が高いせいか、先日観たやさしいにっぽん人を凌駕する混みっぷり。
僕は天使ぢゃないよ (1974)
あがた森魚の初監督作品。
出演者は、ちょっとした友情出演も含めると、横尾忠則、大滝詠一、桃井かおり、鈴木慶一、泉谷しげる、青林堂の永井会長、岡本喜八、三上寛、井上堯之、友部正人と豪華絢爛な70年代を彩る錚錚たる面々。緑魔子は妖しい年増の情婦役。妖艶なり。
音楽についても、あがた森魚と大瀧詠一によるもので、出演者の顔ぶれに負けず劣らず素晴らしく、本職”音楽家”に恥じない名盤。
さて、音楽と出演者は豪華なのだが、果たしてその内容や如何。
原作が林静一の”赤色エレジー”なので申し分なさそうに考えていたが、あがた森魚のオリジナリティてんこ盛り。
ひとつひとつのシーンにおけるモチーフに、独自の視線とユーモアたっぷりのセンスが感じられるが、その演技、カメラワークに霰もない素人臭さ。初初しいというよりも、羞恥心を持ち合わせていないかのような大胆さ。
原作ものの映画にも関わらず、表現されているのは あがた森魚 自身だ。
見所の一つは、若かりしあがた森魚の長髪姿の醜さ。笑顔がキモチワルイ。ホント、あらゆる面であがた森魚の特異さを堪能する映画だなあ、と思っていたのだが、森魚ファンに言わせると「長髪姿が素敵」。
・・恋する乙女は怖い。