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山口小夜子

微妙に暇な月曜日、帰宅間際にネットNEWSを閲覧。あ、と声を上げてしまう。

山口小夜子死去

なぜ?まだ早くないか?と疑問。でも、実際、何歳だったの?と、気にかかるが、ソコはソレ、年齢はどの記事でも伏せられておりました。時間を超越した美形ってことで。

私、山口小夜子を知ったのは、ほんの数年前。にわか信者。九州の古書店にて、友人から、コレいいでしょ、と見せられた、そこにあった1冊の本。モノクロ写真。魅せられて、ひったくって購入。

あまり、写真の向こう側、ブラウン管越しの美人には惹かれたことがないのですが、超越しておりました。切れ長の眼に、ぱっつん黒髪。超美形。

合掌。

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孔子暗黒伝

諸星大二郎はオモチロイなあ。
と、最近、改めて再認識。

孔子暗黒伝 (1978)

こんな漫画がジャンプで連載されていたのか!!

ねむり姫/澁澤龍彦

もう結構前の話だが、4月7日の土曜日、代々木公園で葉桜を眺めながらビール。その足で渋谷の外れ、閑静な住宅地にあるギャラリーへと向かう。

ギャラリーTOM
澁澤龍彦の驚異の部屋

澁澤龍彦といえば、エッセイや仏文学の翻訳なのかもしれないが、私は澁澤が残した数少ない小説作品が好きで、その内容は全くといっていいほど何も覚えていないのだが、その読後感は他に類がない。
ともかく、その澁澤が愛した美術家たちの作品を見つめることにより、澁澤龍彦の眼差しを共有しようという企画展。そりゃ足を運ぶ。

現代アート、鑑賞者側にある程度の知識と心構えが必要な、つまり難解なアートが嫌いだったという澁澤龍彦。彼が愛したのは端的に言うなら様式美。耽美的で作りこまれた作品がずらり。
作品数は少ないけどオモチロかったです。

公開初日の土曜にもかかわらず、小さなギャラリーにヒトは皆無で、至極のんびりと過ごす。
埼玉の美術館でも、同様の企画展をやっているそうで、そちらも行ってみます。

田紳有楽

それほど本を読むほうではないが、酷く衝撃を受けた一冊はコレ。

藤枝静男 田紳有楽

何とも説明のしようがない。
シュールといえばシュールだし、破天荒といえば破天荒。妄想の塊。でも自然体。
緊張感の薄い、淡々とした文体で、異世界を見せてくれます。
もし仮に自分が物語を描くとしたら、こういうものを描きたい。究極の理想。

現在、書店で普通に入手できる藤枝静男の作品は少ない(おそらく2冊)。
残りの1冊を読みました。

悲しいだけ/欣求浄土

魅力的なタイトルの、この短編集は田紳有楽とは違い極めて私小説(幻想も混じりますが)。
仏教、古美術への造詣、自然への畏敬、老いへの諦念など、田紳有楽を生み出した思考、思想の片鱗が伺えます。

晩年の老いた自己を見つめる冷めた視線。乾いた情念。枯れた文体。
こういうヒトには弱い。憧れます。

万事快調

絶版だったものが装丁を新たに再版されていたので、ついつい、また買ってしまった。

万事快調 (2000)
作画:駕籠真太郎

昔、友人宅で鼻くそをほじりながら読んだのだが、あのとき受けた衝撃は未だに消えることがない。脳みそを深くえぐられてしまった。
駕籠真太郎曰く、「誰にも理解されなくてもいいから描きたいことを描いた」という超実験漫画。タイムマシーン、パラレルワールドといったSF世界を、こんな形で表現するなんて!真の奇才とは駕籠真太郎のことを言います。
これは色んなヒトにお奨めしたいのだが、その表現は、スカトロ、SM中心のエロ・グロ。誰にでもお奨めできません。

以前は表紙が酷くてレジに持っていきにくかったけど、新装版になって少しマシになったので興味のある方は是非一読を。

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プロフィール
うちんこ

1970年代後半生まれの、うちんこです。60年代、70年代の、洋の東西関係なくサイケデリックな音楽、映画を好むマイノリティです。

うちんこのサイト:千馬堂

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