サイケデリック,60年代,ロック,名盤" /> [日本サイケ]ロックの名盤、作品紹介。" />
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”わかってほしい”の爆音で、頭カチ割られたのは12年前。
サイケ(というよりも辺境の異音)探しに足を踏み入れたのも、あの瞬間が入り口でした。
○か×の今日 ○か×の明日
レコ屋の邦楽売り場にて、絵に描いたようなサイケデリック・ジャケット。何故に?と、思わず手にとると、タイトルは”大サイケ”。「・・阿呆なアルバム」ついつい呟いてしまう。
奏者は山本精一関連グループ。
山本精一 & アシッド・マザーズ・テンプル
大サイケ
山本精一といえば、私にとって”懐かしいヒト”。
もちろん知人な訳ではない。昔フアンであったわけでも、同郷なわけでもない。でも何故か、その歌、音を聴くと懐かしさが込み上げてしまう、郷愁の音楽。他のヒトは、どう感じているのだろうか?
(昔、”羅針盤”がサントラの田舎くさい風景の映画があったが、あれは的確だったと思う。)
で、このサイケデリックなライブ音源2枚組み。冗長な演奏にスペイシーな音響、自己陶酔的なギター音。ホントに「大サイケ」と叫んでいるのには苦笑してしまったが、確かにサイケデリック。
サイケなのだが、やはり私の耳には郷愁音として響いてきて、頭がトローン。しみじみ。
不思議。
ジャックスが40周年だそうですよ。
ジャックス
ジャックスの世界 (1968)
ジャックスの何が凄いって、早川義男のヴォーカルでしょう。
初めて耳にしたときは、暗く沈んだ十代末期。暗黒時代の私が聴いても、なんて情念ドロドロ、なんて激情なんだろうと衝撃を受けました。演奏云々ではなく早川義男の歌声にやられてしまったのです。
ただ断っておきたいのは、早川義男は情念ドロドロでありながら暗くないのです。粘っこくないのです。
突き抜けた情念とでもいいましょうか。稀有だと思います。
今でも聴くとやられてしまいます。
最近は、レコ屋の邦楽売り場には、めっきり足を運ばなくなってしまったのだが、先日の日曜日、久々に足を運ぶ。
目的はなく、うろついていると足が止まる。
サニーデイ・サービス
Teenage Flashback 1995-2000
そうか、ようやくDVDになったのか、と思い、佇んでしまう。
高校~大学にかけて、もっとも聴いていたのが、今ではもう、耳にすると、当時の情けないやら、切ないやら、鬱陶しいやらの、鬱屈した想い出があふれかえり、まともな気持ちでは聴けなくなっていた。
ここ数日は、毎晩、映像を流している。
映像と合わせて聴くためなのか、音楽のみで聴くよりも、センチメンタルな抵抗感は少ないのだが、内部では十代の記憶が常に明滅。
曽我部は、VHS版が発売された当初、”将来、この映像から、若かりし頃の自分たちを思い返す”という意図から、このTeenage Flashbackというタイトルにしたというようなことを語っていた。とても個人的な理由付けだなあ、と変に感心した記憶があるが、一フアンであった自分自身が、まさしくタイトルどおりの状況に陥るとは想像もしていなかった。
私と同じような心境の人は大勢いるのではないだろうか。
もう、すっかり乗り遅れてしまったが、最近一番面白かった時事について記しておきたい。
町田康、布袋に殴られる。
この可笑しさはなんであろう。
「音楽活動の方向性を巡って」の意見の衝突、結果としての殴打。
不謹慎かな、と自己弁解的に思いつつ笑い。
もともと町田康が好きな私にとって、「そもそも無理がある組み合わせ」と思えるからこその笑いもあるかもしれないが、それを超えた可笑しみが確かにあるぞ。これはナニ?
思い出す似た笑い。
随分と昔(10年近い)のことだが、ブラフマンというバンドが、反日感情高い香港だか中国だかでライブ、生卵をぶつけられる事件。ブラフマンは、卵に負けず演奏。その姿勢に感激した現地人が、ライブ後に謝罪に来たという。心温まるエピソード。
笑わずにはいられないでしょ?
まるで漫画の世界だ、と思ってしまう。