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Maitreya Kali

最近(というわけでもなくズットだが)、やたらと忙しく失踪願望が募る。
ヒッピーといえばカッコいいのかもしれないが(カッコよくないけど)、ある日、パッとどっかに浮浪したい。

Satya Sai & Maitreya Kali
Apache (1971)
Inca (1972)

サティア・サイとマイトレーヤ・カーリーというヒッピー2人組が残した、アシッド・フォーク・サイケデリアなアルバム2枚。
(実際は、マイトレーヤ・カーリーさんのソロ作に近いそうで、検索するならMaitreya Kaliのみでどうぞ。)
極めて牧歌的。2作とも、のんびーりしたフォークですが、2nd「インカ」のほうが、ややバンドっぽい。
2枚セットで購入できます。私は、以前、キャプテン・トリップ・レコードのセールで購入しました。

弾き語りの流浪旅。
内ジャケには、彼らの世界各地での放浪写真が掲載。稚拙なジャケット(勿論自主制作)といい、いかにもなアルバム名。
うらやましいなあ。

出不精で、見知らぬ他人との接触が苦手な私には真似できない生活でございます。

レコードコレクターズ・サイケ特集掲載
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サイモン・フィン

これは、泣けます。

Simon Finn
Pass the Distance (1970)

ロンドンから届いたアシッド・フォーク。
サイモン・フィンの歌声に、心がゆらいでしまう。

ともすると楽しげにも聴こえるシド・バレットとは雰囲気が異なり、暗い情念が篭ってたりもしますが、そこから得られる浮遊感は同じ。
根底には同じ何かが潜んでいます。
バレット好きは、きっと気に入ると思いますよ。

しかし、これは泣けて仕方がない。

★★★

Syd Barrett

つい最近、レコ屋で知ったのですが、シド・バレットも既にこの世にはいないのですね。
(2006年7月7日に死去。新聞記事にも載ったそうなので知っているヒトには今更なのかもしれませんが。)
ちょっと立ちつくしてしまう。

Syd Barrett
The Madcap Laughs (1970)

一時期は、このアルバムだけを聴く毎日。
このゆるさがたまらない。自由な歌声。

2ndの「Barrett」(1970)も良いけど、この変な邦題の1stアルバムの奔放さとそこから来る絶大な引力は一体ナニ?
シド・バレットの奇妙なたたずまいが、ジャケットにも如実に表れている。

シドが関わったアルバム3枚(一枚はピンク・フロイド)をアナログで所有していて、ここ数年は、ものぐさからCDしか聴いていなかったため、久しくふれていなかったのですが、プレイヤーを引っ張り出して針を落とす。

片面が終わるまでの数十分、正座のまま、プレイヤーの前から動けなかった。

★★★

ドノヴァン

DONOVAN
H.M.S DONOVAN (1971)

ドノヴァンを知ったのは、学生時代、友達の女の子からもらったMDから。
喫茶店に足繁く通い、道端に猫がいるとつい足を止めてしまうような女の子。写真部に所属し、味のあるイラストと文章を描き、遠藤賢司ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを愛聴しているようなヒトでした。
そんな彼女がくれたドノヴァンの曲は、いかにも彼女好みのドリーミィーで穏やか。

最近、某音楽誌の表紙をこのアルバムが飾っているのを見かけ、昔を思い出しての購入。
全28曲(LPでは2枚組)の浮遊感あふれるフォーク・ソングが続く充実の作品。
童話的なイラスト・ジャケットもいいっすね。

Tudor Lodge

レコ屋でフォーキーなのを探していたところ、「ン万円のプレミアレコードが2500枚限定でCD再発」との売り文句に煽られての購入。

Tudor Lodge (1971)

英国はチューダー王朝の山小屋という意味の名を持つバンドの1stアルバム。
名前通りのノーブルな作品です。
綺麗で優美な音、男女混成のコーラス。

これはサイケじゃないですね。
良い作品なんでしょうけど、私の嗜好からは外れていてアンマリ聴くことはなさそうです。
ちょっと上品過ぎます。

このアルバム、六面開きの変形ジャケット(!)もプレミア化の要因の一つで、今回の再発CDでも再現されているのですが、紙質がペラペラで収納に悩みます。おもしろいけど。

色々書きましたが、クラッシックな英国フォークが好きな方にはたまらないかと思います。
こういうのが素直に聴けるようになるまで棚の奥にそっとしまっておきます。

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プロフィール
うちんこ

1970年代後半生まれの、うちんこです。60年代、70年代の、洋の東西関係なくサイケデリックな音楽、映画を好むマイノリティです。

うちんこのサイト:千馬堂

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