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引潮・満潮/ハプニングス・フォー



引潮・満潮

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ハプニングス・フォーに嵌っています。

ザ・ハプニングス・フォー + ワン
引潮・満潮 (1971)

GSブームは過ぎ去り、タイガースも解散した1971年に発表されたラストアルバム。
そもそもギターレスで異色GSと評されるハプニングス・フォーだが、このアルバムにはデビュー作”マジカル・ハプニング・ツアー”に見られる陽気さは無く、人生をテーマとした深遠な歌詞に、ギター音も響くプログレッシブ・サウンドで、グループ・サウンズでは無く完全にニューロック。

クニ河内の歌詞は、他と同じく素晴らしすぎるのだが、それを歌い上げるトメ北川の色気と憂いを含んだ歌声が絶品。
”切狂言”でのジョー山中による歌唱もカッコ良く痺れたが、やはり本家はこちら。こみ上げてくる泪。
特に”さくらとかわら屋根が見える街”に嗚咽を漏らしてしまう。
以前、当時のクニ河内が目指す音楽として”演歌”を挙げていたということを何かで読んだが、深く納得。

今年(2009年)の頭に”切狂言”と共に再発されたが、完全な形でのCD化が初だったというのだから腰を抜かしてしまう。
ハプニングス・フォーといえば、一万円ジャケが有名だが、聖徳太子の背後には傑作がズラリ。要注意!

★★★
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切狂言 クニ河内と彼の友達



切狂言

切狂言 クニ河内と彼の友達

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2005年に発売されたGS&ニューロックの良質オムニバス"昭和元禄トーキョーガレージ"シリーズで最も印象深かったのは、荒木一郎の「僕は君と一緒にロックランドに居るのだ」と切狂言の「人間主体の経営と工事 」。
当時、共にアルバムを探しましたが、後者のアルバムは入手できず。最近、再発されていたことを知り嬉しい限り。

クニ河内と彼の友達
切狂言 (1970)

ハプニングス・フォーのクニ河内と、フラワー・トラヴェリン・バンドのジョー山中&石間秀樹による嘘みたいなユニット。
プログレッシブでハードなのはフラワー・トラヴェリン・バンドと同じだが、「SATORI」がコッテリ強烈、偶に聴くのでお腹いっぱい、なのに対して、こちらは飽きのこない冷奴。
同じ日本人離れしたジョー山中ヴォーカルにも関わらず、この個性の差は何だ。クニ河内マジック!内田裕也より魅力的。

クニ河内は、曲自体の良さもさることながら、歌詞が良い。(再発盤には歌詞がついてないのがとても残念。)
このアルバムは、自己探求、哲学的な曲からスタートしたのが、ラストはいつの間にか女性を見つめる男の性的&妄執的視線で終了するのがなんともはや・・ ははっ。

★★★

陳信輝



SHINKI CHEN

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イヴ 前夜

スピード・グルー&シンキ/イヴ 前夜

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ニューロックといえばこのヒトを忘れてはならない。

陳信輝
ブルージーで、サイケデリックな、渋いギタリスト。あんまりそういうのは積極的に聴く気にはなれないのだが、陳信輝はカッコいい。
聴いてても飽きない。くどくならない。繰り返しちゃう。

陳信輝&HIS FRIENDS
SHINKI CHEN (1971)

学生の頃に買った、スピード・グルー&シンキの「前夜」(1971)もカッチョいいのだが、このアルバムも良い。というか、コッチのほうが好き。
ブルージーなギターが苦手という方でも聴いてみるといい。
おまけに、どっちもジャケが渋い。
(ちなみに、この「SHINKI CHEN」とフードブレインの「晩餐」とPYGの「PYG!」は、確かアートディレクターが同じヒト。良い仕事。)

一昨年の映画「ゴールデン・カップス ワンモアタイム」で見た近年の陳信輝は、いかつい短髪のオッサンでびっくりしました。
陳信輝のイメージは、このジャケにある長髪だったもんですから・・

ミッキー・カーティスと侍



ミッキー・カーティスと侍/
河童

ミッキー・カーティスと侍/河童

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「ニューロック」の一般的な定義はよく知らないが、個人的には日本における1970年前後の、GSブーム終焉後、いわゆる歌謡曲からの脱却を図ったバンドとその音楽のことだと思っている。本格志向といえば聞こえはいいが、漂うアングラ臭。
先日のフードブレインのように、技巧派ミュージシャンによる凄いテクニックが売り、というイメージ。個人的には、そういうのはあまり聴かない。1回聴いた後は、棚の奥にしまってしまう。

コレに対してもそんな先入観を抱いていたのだが、結構聴いてます。

ミッキー・カーティスと侍
河童 (1971)

ジャケが気持ち悪いので購入を躊躇したが、「沖縄音階を取り入れたアシッドフォーク」の謳い文句に惹かれレジへ。
どこらへんが沖縄音階なのかは正直わかりませんが(1曲以外)、プログレッシブなれど聴きやすい。
同時再発の「侍」も購入してみようかしら。

ミッキー・カーティスは、矢沢永吉「なりあがり」での悪徳プロデューサーの印象が強く、ミュージシャンとしてのイメージが薄かったのだが、最近、60年代の音源を聴くことが多く見直している次第。
1967年に「ミッキー・カーティスとサムライズ」名義でリリースされた「愛のテナーサックス」がとても欲しい。ジャケが当時らしいカラフルサイケでカッコいい。

しかし、「ミッキー・カーティスとサムライズ」はグループ・サウンズの一バンドに分類されるらしく、なんともはや、GSは奥が深い。とりとめがない。
「サムライズ」から「サムライ」への変遷過程についても知りたいのだが、よく分かりません。

フード・ブレイン



フード・ブレイン/
晩餐

フード・ブレイン/晩餐

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何故か、レコ屋の洋楽コーナーにニューロックなアルバムがズラリ。
陳信輝やミッキー・カーティスのアルバムが安価に再発されてはりました。
ついつい数枚購入しちゃう。
先ずはコレ。

フード・ブレイン
晩餐(1970)

ギター:陳信輝、ベース:加部正義(ex.ゴールデン・カップス、ルイズルイス加部)、ドラム:つのだひろ、キーボード:柳田ヒロ(ex.エイプリルフール)という豪華な面子によるボーカルなしのセッション・アルバム。

・・コレはあんまり聴かないかな。
インプロビゼイション過剰。ちょっと苦手です。
ジャケは渋くて好きです。

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プロフィール
うちんこ

1970年代後半生まれの、うちんこです。60年代、70年代の、洋の東西関係なくサイケデリックな音楽、映画を好むマイノリティです。

うちんこのサイト:千馬堂

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