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The Litter

高校生のころ、ガレージ・ロックの定義が分からず、詳しい友達に尋ねたところ、
「ガレージでやってるようなロックだよ」との一言。釈然としなかった想い出。
今では逆に質問されたりするのだが、それに対しての回答は、
「ガレージでやってるようなロックだよ」

まあ、雰囲気。ニュアンスで理解してください。
チープさだよ。ファズだよ。GSだよ。
納得できないヒトは、詳しいヒトに訊くのが吉でしょう。

ガレージ・サイケの傑作と評判のアルバムを購入。

The Litter
Distortions (1967)

ふつうに良いです。ふつうに。
ガレージ感はしますが、サイケ感については微妙。

聴いていると、90年代、オルタナ、ローファイばかり聴いていた頃を何故か思い出す。
そんな感じ。

レコードコレクターズ・サイケ特集掲載
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The Summer Sounds

夏ですね。
夏をテーマにしたアルバムは数多。これもその一つ。

The Summer Sounds
Up Down (1967)

物静かなガレージ・ソング。白いジャケそのままのモノトーンな世界が秀逸。

一夏の淡い思い出、甘く切ない恋愛がテーマとのことですが、個人的には全くもって同意しかねる。
喚起されるイメージは、快晴の日にエアコンの効いた部屋に篭って過ごす夏休み。カーテンの隙間から差し込む日差しだけが白く眩しい。一日を終えた後の虚無感は果てしなく。

何も起こらない夏がまたくる。

レコードコレクターズ・サイケ特集掲載

Monks

卒論が神社だったぐらいですから、宗教にもそれなりの興味があるわけで。
「修道僧」という名の、このバンドにも当然興味を抱いていました(こじつけ)。

Monks
Black Monk Time (1966)

ザビエル頭に黒い僧衣たちが、ガレージビートなロックンロール。
歌詞は、当然、シニカル、スラングだらけに違いなく(あくまで推測)、基督教世界に対する反抗スピリッツあふれるロック・バンドなんでしょうが、英語の分からない、基督教圏外の私にとっての印象は、疾走感あふれるガレージ・パンク。奇抜なスタイル抜きにとても耳に馴染みやすい。

リピートされる単調な歌詞、リズムが心地よいですが、まあ、こういうのはすぐに飽きます。
軽快なスピードそのままに、速攻で過ぎ去っていく。

レコードコレクターズ・サイケ特集掲載

Faine Jade Recital

こちらは、ヒッピーとは違うかもしれませんが、浮世ばなれした宅録ガレージ感がステキ。

A Faine Jade Recital
Introspection (1968)

学生だった数年前に友達から借りました。
そこはかとなく楽しげなガレージ・サイケデリック・ポップ。
楽しげだけれども極めて内向的。あんまり他者の視線を気にしていない感じ。自分自身が一番楽しんでいる気配。
ファイン・ジェイド、このヒトは変態的な変わり者だったに違いない。

ウネウネしているけども可愛らしいヘンテコ・ジャケットにも彼のひねくれ具合が現れています。

こういうある種の不器用さが垣間見えるポップな作品には、たまらない魅力を感じて仕方がない。

★★★/レコードコレクターズ・サイケ特集掲載

チョコレート・ウォッチ・バンド

この可愛らしくイカしたバンド名に、ヘンテコ・サイケなジャケット。
衝動買いです。

Chocolate Watch Band
No Way Out (1967)

ガレージの名盤として評価の高いこの作品は、リリース当時「アメリカのピンクフロイド」として売り出されたそう。
バンド名といい、ジャケといい、評判といい、捉えどころが無い。

実際聴いてみると・・
ガレージ臭はするけどそんなにガレージな印象もなく、サイケな曲もあるけれどジャケ程ではない。
衝動買いをしてみたものの衝撃はなかった。

この微妙さの原因は、アルバム制作の背景に。
アグレッシヴなライブバンドと、彼らをサイケバンドとして売り出したい敏腕プロデューサーという図式。出来たアルバムをメンバーは全く気に入らなかったそうで、ライブでは一切演奏しなかったそうです。
(グループサウンズでも同じような話を聞くなあ。)

ガレージ・ファンには定番の一枚らしいですが、個人的にはそんなに聴くことは無さそう。

レコードコレクターズ・サイケ特集掲載

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プロフィール
うちんこ

1970年代後半生まれの、うちんこです。60年代、70年代の、洋の東西関係なくサイケデリックな音楽、映画を好むマイノリティです。

うちんこのサイト:千馬堂

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