サイケデリック,60年代,ロック,名盤" /> [サイケ]テキサス・サイケの名盤、作品紹介。" />
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ゴールデン・ドーンといえば、一般ではアレイスター・クロウリーをイメージするのだろうが、テキサス・サイケ好きは、このアルバムを思い浮かべるべき。
Golden Dawn
Power Plant (1968)
メンバーがロッキーエリクソンと幼馴染。13th Floor Elevators、メイヨトンプソンと同じレーベル作品。そして見るからに素人なサイケ・フラワー・イラストジャケット。
聴く前から期待値は高く、そして、それは裏切られることなく。
ロッキー・エリクソンより、やや甲高い声。13th Floor Elevatorsよりも、ややテンション高い演奏。エレクトリックジャグによるトゥクトゥク音が無いのが大きな違いだが、乾いたガレージサイケ・テイストの魅力は大きい。
13th Floor Elevators好き、テキサスサイケ・ファンは聴いて損は無いだろう。
眼前に吹き荒れるは、西洋魔術の幻想ではなく、テキサスの乾いた狂風。
昔、通っていたレコ屋において、13th Floor Elevators付近にヘロヘロサイケ・イラストなレコードが一枚。いつも気になっていたのだが、購入せぬまま10年近く。
最近、ようやく買ってみました。
Lost & Found
Everybody's Here (1968)
聴いて納得。なるほど、13th Floor Elevatorsと同じ棚に配置されるわけだ。
まんま13th Floor Elevatorsな音。テキサスサイケ。ヘロヘロガレージ。
エレクトリック・ジャグのトゥクトゥク音に、ロッキー・エリクソンそっくりの奇声シャウト。
「Don't Fall Down」のカバーまである。
どうやら13th Floor Elevatorsの信奉者らしい。
全体としては、13th Floor Elevatorsよりも、やや湿っぽい。
腰砕けな13th Floor Elevators、涙目のロッキー・エリクソン。
The Moving Sidewalksでも感じたが、当時のテキサスにおいて、如何にロッキー・エリクソンがスーパースターだったかが、よく分かる。
テキサス・サイケとは、13th Floor Elevators のこと。
その中心人物、ロッキー・エリクソンのベスト盤が発売されたのは一昨年のこと。
もちろん買ったとも!
Roky Erickson
I Have Always Been Here Before:
The Roky Erickson Anthology (2005)
ロッキー・エリクソンについては、薬のやりすぎで病院生活中、なんて話を聞いていたのですが、ライナーの写真を見る限りでは元気そうっすね。
The Aliensなど13th Floor Elevators以降の音源が聞けるのが嬉しい。
13th Floor Elevatorsの頃から、ブルーズ、カントリーの影響が伺えましたが、作品を経る毎にその影響が強くなり、よりハードでロックン・ロール!
個人的には、13th Floor Elevatorsの、ユルいトゥクトゥク・サイケが大好きなのですが、残念ながらエレクトリック・ジャグの影も薄くなっていく。
メリケン親父はハードなロックが大好きってことです。
これは、おっさんロック・ファンとサイケデリック・ロック・ファン、購買層としてはどちらが多いんだろうか。
The Moving Sidewalks
Flash (1969)
おっさんロックの代名詞「ZZ TOP」のギタリスト、ビリー・ギボンズがZZ TOP以前に組んでいたサイケ・バンド。
最近、日本のアングラレーベルから再発されてました。
私はZZ TOPは、TVCMで流れていたのしか知らないのですが、このアルバムは、ZZ TOPとは異なりサイケ、ガレージな60年代テイスト溢れる逸品ともっぱらの評判。おまけに13th Floor Elevatorsに影響を受けたテキサス・サイケというのだから聴かずにはおれません。
で、印象ですが、サイケというよりも、ガレージというよりも、ブルージー。当時、ジミヘンに絶賛され、ビリー・ギボンズはジミヘンから手ほどきを受けたという話ですが、なるほど、ジミヘンっぽい。
実験的なサイケ曲もあるにはあるけど、確かなおっさんロック臭。
個人的なおススメは、アルバム曲ではなくシングル曲の「99th Floor」。
曲名から察することができるように13th Floor Elevatorsからの影響大きく、チープでヘロヘロなガレージ・サイケ。
テキサス・サイケ万歳!
(この曲に限らずシングル曲にガレージサイケな佳曲が多い。購入するならシングル収録盤を!)
まあ、おっさんロック・ファンによる購入が多いんでしょうな。
メイヨ・トンプソン、唯一のソロ作。
「God Bless The Red Krayola~」をリリース後、レーベルが潰れたかなんだかで、個人での発表。その後は、レッドクレイオラでの活動を再開し現在に至る。
Mayo Thompson
Corky's Debt to His Father (1970)
バンド「レッドクレイオラ」との違いはナニ?
自由奔放なのは変わりませんが、メイヨ・トンプソンの歌声が前面に。
彼の独特な美声が苦手なヒトにはダメかもしれません。
私はというと、気分によってはこの歌声に軽い吐き気を催すこともあるのですが、気分によっては一日中コレしか聴けなかったり。