サイケデリック,60年代,ロック,名盤" /> [サイケ]クラウトロックの名盤、作品紹介。" />
サイケデリック帳 HOME > [サイケ]クラウトロック
ここ半年は所有の音盤を廻し聴きで、何も開拓していませんでした。
久々にレコード店を散策したところ、目に入ったジャケット気になって、何気なく手にとると70年代メインのGERMAN ROCKオムニバス集。
Deutsche Elektronische Musik
EXPERIMENTAL GERMAN ROCK AND ELECTRONIC MUSIK 1972-83
私はジャーマン好きを自称しているものの、メインはCAN、合間にFAUST、たまにKraftwerk、まれにNEU!、AshRaとGuru Guruには余り馴染めていない、そんな程度。
このオムニバスの収録曲を確認したところ、CAN、FAUST、NEU!の既知の曲と、他は名前を少し知っている程度、底の浅いクラウトロック嗜好者である私は購入を悩みましたが、ジャケットとMUSIKという独語の綴りに惹かれて購入。
結果、正解でした。
(LP盤で、VOL2も出ているようです。CD世代の私、デジタル化を望む。)
今後は、このオムニバスを羅針盤として、クラウトロックの奥へと踏み込みたいと思います。
ジャーマン未経験者で興味のある方はぜひ。
ディスクユニオンにてCANの前身バンドの作品を見つける。前回の”AGILOK & BLUBBO”の期待ハズレ感がよみがえり、少し躊躇したものの、そこはそれ、ファンなら買ってしまうでしょう。
IRMIN SCHMIDT & INNERSPACE
Kamasutra (1969)
”AGILOK & BLUBBO”と同じくINNERSPACE名義(イルミン・シュミットの名を冠しているが)。また、B級(C級エロ?)映画のサウンドトラックというのも同様で、ブックレットには、抱擁写真の他、インド版道祖神(乱交石像)写真が散りばめられ、とても怪しく高まる失望感。
が、再生してみると、それは正しくCANでした。
物静かなオリエンタル調ではあるものの、”Delay 1968”にも収録されているマルコム・ムーニーのシャウト曲もあって、リズム、メロディ、雑食系の高揚感に満足&嬉しくなってしまう。
CANファンは買いです。
Other
先日、CANの前身バンド”The Inner Space”を手にしたのを契機に、初期CANを楽しむ。
CAN
Monster Movie (1969)
初期のCANでは、カラカラなサイケデリック"Soundtracks"と荒々しい"Delay 1968"が大好きな私。このファーストアルバムは、相対的に余り聴いていなかった。
が、見直しました。マルコム・ムーニーの鬼気迫る歌。
これまで余り聴いていなかったが、このアルバムは前から好きな作品。
理由はジャケットが好きだから。青天の山脈に浮かぶ顔の無いロボット。
何故かは解らぬが、心を打たれる。痺れる。
同じようなデザインの、好きなジャケットが他にもある。
並べてみよう。
サマーソルジャー/サニーデイ・サービス

海岸線を彷徨う気だるい後姿。白抜きの手書きタイトルが浮かぶ。
このジャケットを目にしたのは、高3の秋か冬、受験勉強中のささやかな気休め、帰宅途中のレコードショップにて。肌寒い時期に真夏さ全快のタイトルとジャケが、やけに切なく写り、夏そのものの曲と歌詞も何故か心に染みました。
ゆらゆら帝国で考え中/ゆらゆら帝国

澄み渡る青空の遠足集合写真。
初見時に思わず唸る。背筋が粟立つ、この禍々しさ、ハラハラしてしまう。
発売当時、LP盤の大サイズが欲しくて待ち焦がれたが、発売されたのは都心ライブ会場限定の7インチ真っ黒ジャケでガッカリ。
曲自体は、そんなに好きじゃないです。
ビッチェズ・ブリュー/マイルス・デイビス

炎天下、海岸で抱き合う黒人ペア。見つめる先は、燃える炎が呼び寄せる暗雲と稲光だが、上空は快晴。デカイ横顔が印象的。
ジャズは聴きません。このアルバムも友人宅でチョロっと聴いただけですが、ジャケットが忘れられず。(見開き仕様で裏面もカッコ良かった記憶)
いつか買ってもいいかな、と思いつつ未購入のアルバムです。
"好きなジャケットは?"
質問されたら色々と悩みますが、とりあえずこの4枚は外せません。
共通点は、青空に異物。

Other
CANの前身ユニットと聞き、慌てて購入。
機関銃片手の、乳輪丸出しの、黒いドレスの、ブロンド女性の、ジャケット写真。1969年のサントラ音源、ホルガー・チューカイ、イルミン・シュミット、ヤキの3名が関与との由。
THE INNER SPACE
AGILOK & BLUBBO (1969)
1969年のレア音源と聞いて思い浮かべるのは、1981年に発表された未発表音源”Delay1968”、イヤでも期待してしまうが、予想外にフォーキー、そしてインプロビゼーション、というよりも宅録テイスト、時代が違うがLo-Fi?、って思ってしまう。
”Delay1968”での、荒々しいマルコム・ムーニーが心を打つ、あの素晴らしいアジテーションは無い。
Other
2009年はアングラ一直線だが、合間にCANやピーター・アイヴァースで箸休め。欠かせない定番たち。
特にCANはアルバム数10枚以上と選択肢幅広く逸品ぞろいで嬉しいのだが、中には余り聴かない名盤もあります。
CAN
Ege Bamyasi (1972)
洋楽好きならCAN未体験でも見た事あるはず、名作ジャケット、オクラ商店缶。ジャケに劣らず評価の高いこの3rdは、どの紹介を読んでも筆おろしに最適とあるが、個人的には異論。
私の初体験はTago Magoで、Future Daysで溺れて、Soundtracksで昇天。今では全作揃えて酒池肉林なのだが、破瓜の相手が、このアルバムであったなら少し違ってたんじゃないかしら、なんて思う。確かに聴き易いのだが、ちょっと物足りないと思うのは贅沢か。
ならば、CANでオススメは何か?
サウンドトラックとディレイ 1968、スーン・オーヴァー・ババルーマは必聴、タゴマゴとランデッドも避けては通れぬ。。と、絞り込んで5枚というのは多すぎるかもしれないが、いい加減なのではなくて、それだけ良いのですよ!!と吠えるのは、中毒者の戯言と受け取ってください。
Other