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Hickory Wind

白地に墨のシンプルなドローイング。こういうジャケには惹かれます。

Hickory Wind 
Hickory Wind (1969)

いまさらながら、サイケとはなんぞや。
60年代におけるそれは、アングラ臭。
チープな音質に、フォーキーな音色がフラワーテイスト。
たまにFAZZが混じれば、体臭かぐわしく。

うん、まあ、スルメみたいなもんですわ。

レコードコレクターズ・サイケ特集掲載
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Song of a Gypsy

このジャケット・・
うぅ、と怯んでしまうが、音もこんな感じ。

DAMON
Song of a Gypsy (1969)

ファズ・サイケの名盤らしいが、ファズよりも湿度の高いおっさんヴォーカル(ジャケそのまんまだよ!)とメロウな音が印象的。
こんな顔のおっさんに、こんな歌を聴かされたら、腰が砕けて敵いません。

真夏に購入したのだが、当初は全然聴けなかった。
白秋のこの季節、ようやく聴けるようになりました。

レコードコレクターズ・サイケ特集掲載

Harumi

気色の悪いサイケ多彩色の森林風景に、セピア色の東洋人の似顔絵ジャケット。ちょっと好みじゃなかったが、レコ屋のコメント「TOM WILSONプロデュースによる在米日本人サイケアルバム。ラストは必聴。」につられて購入したアルバム一枚。

Harumi
Harumi (1967)

全体通して、70年代B級映画のサウンドトラックを聴いているような気分。チープな浮遊感。悪くは無いが音質が悪いのが残念。

で、クライマックス、聴き所であるはずのラスト「SAMURAI MEMORIES」。アグレッシブなサイケ音を背景にHARUMI自身と彼の両親、姉(妹)を交えての日本語家族会議(!)。19分間。とても真摯にHARUMIの音楽表現について語り合っている。

衝撃であることは確か。この曲で笑えるヒトもいるのでしょう。
私は、聴いていてそこはかとなく沈みました。しんどいです。
マニアなサイケアルバムになど手を出すものではありません。

レコードコレクターズ・サイケ特集掲載

White Light / White Heat

最近、職場の採用面接に立ち会ったりなどしている。(ちっちゃい会社なので)
仕事に関わる質問はお偉いさんに任せて、専ら趣味のことばかり訊いてみる。
好きな音楽は?映画は?小説は?漫画は?
偶に反問されます。「うちんこさんは、何を聴くのですか?」
途端に吃ってしまう。「いや、あの、その、私は、・・あまりヒトが聴かないモノを・・」消え入りそう。

話したところで相手の顔に浮かぶのはクエスチョンマーク。
共感を得る以前に、言葉が通じない。
そんな私にとっての通行手形は、コレ。

「ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが好きです」

有名でしょう。
こう答えておけば、断絶することは無いはず・・と思っていたのだが、
意外と知らないヒト多数。「はぁ」とポカンとされてしまう。
免罪符にはなり得ません。

そもそもね、そんなに好きでもないんですよ。本当は。
White Light / White Heat」(1968)を思い出したように聴くぐらい。
アレはいいよね。

Mad River

サイケ要素の大きな一つに「声」があると思う。
常人には出せない声質が異世界への隙間をこじ開ける。

Mad River
Mad River (1968)
Paradise Bar & Grill (1969)

ウニョウニョにうねる楽器を背に震える甲高い声(1st)。
一聴すると、ヘヴィなロックで、ちょっと重いなあと腰がひけちゃいますが、これがどうしてなかなか。
最近久々に聴いてはまっている次第。

2ndは、ぐっとカントリー調、落ち着いた風ですが、震える声はそのままで、かえってコッチのほうがカッコイイぞ!

レコードコレクターズ・サイケ特集掲載

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プロフィール
うちんこ

1970年代後半生まれの、うちんこです。60年代、70年代の、洋の東西関係なくサイケデリックな音楽、映画を好むマイノリティです。

うちんこのサイト:千馬堂

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