サイケデリック,60年代,ロック,名盤" /> " />
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最近は、子どもが生まれた影響か、物欲が減少したのか、あまりCD等、買わない。でも、休日にはレコ屋、本屋にちょっと顔出し、軽く物色。ひと時の楽しみ。
最近、なんとなく目についていたのがビーフハート。前よりも面出し展示されている気がしていたが、今日になって昨年の12月にビーフハートが亡くなっていたことを知る。
大好き、というほどではないが、追悼の念は湧き上がり、家に帰って再生。やはりカッコいい。
Captain Beefheart and The Magic Band
Doc at the Radar Station (1980)
以前、視聴で味わい、全身が痺れた一枚。出だしが最高にカッコいい。
前も書いたが、ビーフハートといえば、トラウトマスクレプリカの印象強いが、ほかの作品も素晴らしい。私自身、坂本慎太郎のススメで、イカレタ音楽というイメージで聴き始めたクチだが、変態音楽の認識は払拭したい。
ジャケットは、画家ビーフハートによるものだが、これはよくわからないね。
ここ半年は所有の音盤を廻し聴きで、何も開拓していませんでした。
久々にレコード店を散策したところ、目に入ったジャケット気になって、何気なく手にとると70年代メインのGERMAN ROCKオムニバス集。
Deutsche Elektronische Musik
EXPERIMENTAL GERMAN ROCK AND ELECTRONIC MUSIK 1972-83
私はジャーマン好きを自称しているものの、メインはCAN、合間にFAUST、たまにKraftwerk、まれにNEU!、AshRaとGuru Guruには余り馴染めていない、そんな程度。
このオムニバスの収録曲を確認したところ、CAN、FAUST、NEU!の既知の曲と、他は名前を少し知っている程度、底の浅いクラウトロック嗜好者である私は購入を悩みましたが、ジャケットとMUSIKという独語の綴りに惹かれて購入。
結果、正解でした。
(LP盤で、VOL2も出ているようです。CD世代の私、デジタル化を望む。)
今後は、このオムニバスを羅針盤として、クラウトロックの奥へと踏み込みたいと思います。
ジャーマン未経験者で興味のある方はぜひ。
ディスクユニオンにてCANの前身バンドの作品を見つける。前回の”AGILOK & BLUBBO”の期待ハズレ感がよみがえり、少し躊躇したものの、そこはそれ、ファンなら買ってしまうでしょう。
IRMIN SCHMIDT & INNERSPACE
Kamasutra (1969)
”AGILOK & BLUBBO”と同じくINNERSPACE名義(イルミン・シュミットの名を冠しているが)。また、B級(C級エロ?)映画のサウンドトラックというのも同様で、ブックレットには、抱擁写真の他、インド版道祖神(乱交石像)写真が散りばめられ、とても怪しく高まる失望感。
が、再生してみると、それは正しくCANでした。
物静かなオリエンタル調ではあるものの、”Delay 1968”にも収録されているマルコム・ムーニーのシャウト曲もあって、リズム、メロディ、雑食系の高揚感に満足&嬉しくなってしまう。
CANファンは買いです。
Other
テキサスサイケ・レーベル、"Interational Artists"のオムニバス。
Epitaph for a Legend (1980)
13th Floor Elevatorsや、Red Crayoraの貴重音源が収録の他、テキサスのヘロヘロ・ガレージ・サイケが堪能できる。ちょっと腰が砕けそうな、ユルいリズムとギターが魅力。
個人的に注目なのは、涙目サイケ"Lost And Found"の1曲。躁なビートに、病室で白衣で歌う痩身を思わせる精神疾患な歌声。Lost&Foundのオリジナル・アルバムのどの曲よりも、こっちのほうがイカシてるぞ!
サイケ・ガレージなコンピものといえば"nuggets"かもしれませんが、私はこちらをオススメしたい。
CANの中心メンバー、ベーシストにしてプロデューサー的面を担ったホルガー・シューカイ(チューカイ?)のソロ処女作。
Holger Czukay
Canaxis (1969)
CANを聴き始めたころ、CAN作品を一気に揃えるのと一緒にこの作品を手にしましたが、当時は"SoundTracks"の乾いたロッキンサイケ感や、ゆるゆるダウナーなダモ鈴木の"TagoMago"や、ムーニーのアジテーション炸裂"Delay1968"に盛り上がっていて、ほとんど聴いていない。
30を超えた頃から、年を喰ったせいか、余りヒトが聴かないようなコンテンポラリーなのも楽しめるようになり、この如何にも現代音楽っぽいジャケットの作品も好んで聴くようになっていました。
つまりは、そんな感じの音です。CANの原点ではあるんだろうけど、全てのCAN好きにお奨めできるわけではなく、タゴマゴの2枚目や、アンリミテッド・エディッション含めた後期のも好きだぜ、って方には良いかもしれませんが、ダモ在席時までのCANを大きく評価する方には、お金と時間に余裕があればどうぞ、といったところでしょうか。
CANのデビュー作"モンスター・ムーヴィー"と同じ日に、限定500枚でリリースされていますが、方や即メジャーでの評価を得たのに対して、こちらは十年以上コレクターズアイテム化していたということからも、CANが持つ即効性の高いポピュラリティを持ち合わせていないことが判るかと思います。
ただ、大衆受けするかは別として、とても魅力的な作品です。
”グローバルな音楽をつくりたかった”というシューカイの意図が達成されたかどうかは分かりませんが、アジアの民族音(雅楽含む)が織り込まれた、静かに反復するエレクトロニクスな響きが、堪らない静寂さと浮遊感を与えてくれます。
ホルガー・シューカイの作品では、1979年のCAN脱退後のソロ2作目"ムーヴィーズ"が高く評価されている気がしますが、個人的にはコチラのほうがずっと胸に響きます。
Other